『不死身の特攻兵』を数ページ読んだ感想
『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』鴻上尚史 著・講談社現代新書2017年
気になってた本を、ついさっき、読み始めた。
…読み始めた瞬間、やってきた、このドキドキは何だろう。
決してワクワクではない。冒頭から重く、苦しい昭和史の闇がどんどんやってくる。明瞭に事実を突きつけてくる。
正直言って、読み進めるのが怖い。ビビりな私の中で、怖いからここまででやめない?という囁きも、聞こえないでもない。
ただ、第1章を読んだだけで、著者の衝撃、そこから札幌の病院へ辿り着くまで、ページをめくる勢いが止まらない。
そして、いよいよご本人に出会った瞬間、著者だけでなく、読んでる私も、その現場に立ち会ってしまったかのような、張り詰めた緊張感を感じるのである。
新書読んでてこんな体験、早々ない。
お薦めです。
P.S.新書からだと、ハードル高い方、漫画版も出てます。
ぶっちゃけ私も、たまたまこちらの試し読みしたので、新書を手に取りました。