ねりガラ子ノート

好きな事を書き散らかすブログです。書きながら方向性は決める予定。

『 本好きの下剋上』による、引きこもり及び鬱の回復事例について(半分以上ギャグです)

#ひきこもり対策 #鬱対策

#には全くなりませんのでご注意を

#あくまで特殊事例です

#本好きの下剋上 #感想文?


この記事は、ある特殊事例を、ハルトムート並みの狂気、又は熱狂を持って書いたギャグです。

真実は含みますが、あくまで「特殊事例」としてお読み下さい。

 

 

さて、1年前に鬱により寝込み、落ち込み、ひきこもり、となった私ですが、現在、支援団体や買い出し、図書館に通えるようになったくらいには回復してきました。

それもこれも、本好きの下剋上』を読み続けたから!神に感謝を!!(ここはハルトムートの、又は、テレビショッピングのノリで笑)

 


今回は、その回復の軌跡、或いは読破暦を記したいと思います。


私が『本好きの下剋上』に出会ったのは、2月の事でした。寒く寒く、底冷えするような部屋で、只々布団に包まり、スマホを見ておりました。そんな日々の中、「小説家になろう」に掲載された、なろう版、web版を見つけたのです。


web版アドレス

https://ncode.syosetu.com/n4830bu/?p=1


最初は、「本が無い?!ならば、作ればいいじゃない!!」というマインちゃんの精神のアクティブさに強く惹かれ、寝込むマインちゃんに現在の自分を重ねて共感し、やがて商魂逞しくなっていく様子に、ワクワクしたのでございます。


寒さと落ち込みにより、食欲もなくなり、動く気力も持てず、生きる事やこの先に絶望している中、『本好きの下剋上』だけは、苦しみを忘れて没頭出来たのでございます。

そう、私は、ローゼマイン様並みの、いや、ローゼマイン様には劣りますが、活字好きだったのです。

 


鬱とは恐ろしいもので、動けない時こそ勉強をと、いくつか積ん読していたのですが、全く読めませんでした。内容が頭に入ってこないのです。自分の価値も見失う絶望感でございました。

 


しかし、ローゼマイン様の次から次へと本を生み出し、貴族社会の荒波に立ち向かうお姿。回転の落ちた私の頭にも、心地よくその光景を描く事が出来ました。灰色の世界に暖かな色が広がりました。偏に、神にも等しい作者香月様のお力によるものでしょう。


どんなに死にたくなったとしても、その場はそれ以上に、ひたすら続きが気になり過ぎて、夢中で読み耽りました。怒涛の勢いでございました。

 


最後まで読み終えた頃、季節は変わり春、3月を迎えておりました。

読み終えて漸く、滞りつつあった通院も、再開出来たのでございます。

 


ですが、鬱とは一筋縄ではいかないもので、度々落ち込みを繰り返し、寝込み続ける日も多くございました。

 

そんな時、ふと、「あのシーンが読みたい」と思い返し、部分的に読み返すようになりました。

そして、途中から結局最後まで読み通してしまったので、また最初から読み始めました。

もはやミヒャエル・エンデネバーエンディングストーリー(はてしない物語)のようでございます。

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)
 


2巡目、3巡目ともなると、1巡目に勢いで読み飛ばしてしまった細かな所が、より鮮明に映りました。登場人物たちの姿もより明確になっていき、ローゼマイン様だけでない周りからの視点や、後々起こる事を踏まえて読み返すと、新たな発見がありました。

読み返す程に、世界の解像度が上がっていくような、そんな体験を得られたのでございます。

 


その頃には漫画版の存在も知り、更新されれば読み、放映していたアニメも追いかけ、1巡目には気付いていなかった書籍版の存在にも漸く気付きました。起き上がれる日に書店に行けば、棚に現在まで出ている全てが並ぶ、素晴らしい光景がそこにありました。ですが、まだ治療中の身、悲しいかな沢山の本を揃える余裕など無かったのでございます。

 

番外編やハンネローネ様の外伝を楽しく読みながらも、書籍版を手に出来ない切なさを感じておりました。


番外編アドレス

https://ncode.syosetu.com/n4750dy/

第一章『本のない世界』

第一章『本のない世界』

  • 発売日: 2019/10/03
  • メディア: Prime Video
 


ところが、治療をしつつ、回復していく中で、漸く気付いたのであります。

ローゼマイン様にとっての幸せの場所、図書館の存在に!!!!!

 


図書館のOPACにより導かれ、向かった先の本棚には、たった1冊、神殿の巫女見習いII、通しでは5巻のみが置かれておりました。

他の多くの本達は、全て借りられていたのです。沢山の読者、同志がいる。なんと素晴らしい光景でしょう!!!(一旦注意、一応ギャグです)

 


最初から順を追って読みたいなどと、今の私にはそんな贅沢は求めておりません。なろう版4巡目を読破した今、何処から読もうと、大体の時期はわかるので全く問題ありません!例え、知恵の女神メスティオノーラ様に呆れられようとも!


こうして、眠れない夜は借りてきた書籍版を1時間程読んで心地よく眠りにつき、夜通しのスマホによるネット依存や生活リズムの乱れからも、少しずつ解放されつつあります。

図書館から借りてきた他の勉強の本を読みつつ、合間に書籍版を読む、理想的なリハビリ中でございます。

 


今の目標は、図書館に入っている書籍版を少しずつ読み切り、回復して自立した暁には短編集やふぁんぶっくを少しずつ揃え、余裕が出てくれば感謝を込めて全巻揃える事でございます。


(ホントはノリタケティーカップセット欲しかった…次の展開があるようなので、その時には入手出来ることを期待)

本好きの下剋上×Noritake お茶会セット〜ローゼマイン&フェルディナンド〜 ティーカップ&ソーサー、特製缶入りティーバッグ - TOブックス オンラインストア

 


このような希望を与え給いし、

高く亭亭たる大空を司る、最高神 広く浩浩たる大地を司る、五柱の大神 水の女神 フリュートレーネ 火の神 ライデンシャフト 風の女神 シュツェーリア 土の女神 ゲドゥルリーヒ 命の神 エーヴィリーベ、そして、エーレンフェストの聖女  ローゼマイン様と、神にも等しい作者  香月美夜様、関係する全ての皆様に  祈りと感謝を捧げましょう!

神に祈りを!(グリコ!)神に感謝を!(土下座!)

(一部引用: web版第五部 女神の化身  神殿見学会 後編)

<あれ?今、何か変なのが交ざってなかった?(ローゼマイン様談)

 


最後に一言。

絶対に真似してはなりません!!!リヒャルダに怒られますよ!!!!!

君とは「ギャグ」の意味の擦り合わせが必要そうだ…(こめかみを押さえて一言)